2017年11月20日(月)

フェイスブックの対話アプリ AIでアップル対抗 (三浦茜)

コラム(ビジネス)
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2016/2/7 12:00
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 フェイスブックがスマートフォン(スマホ)用のメッセンジャーアプリを出したのは2011年。14年からはスマホでメッセージを送受信するには、このアプリをインストールしなければならなくなった。少々強引な手法に賛否両論はあったが、現在は全世界で8億人以上が利用している。フェイスブックユーザーの約半分にすぎず、まだまだ伸びしろがある。

フェイスブックの「M」は、米アップルの「シリ」や米グーグルの「グーグルナウ」の対抗馬になるといわれている

フェイスブックの「M」は、米アップルの「シリ」や米グーグルの「グーグルナウ」の対抗馬になるといわれている

 最近フェイスブックがこのメッセンジャーアプリの機能を急速に拡充している。まだ米国だけの話だが、メッセージの送受信の枠を超えている。

 直近では昨年12月に米ウーバーとの提携を発表し、フェイスブックのメッセンジャーから直接配車を依頼できるサービスを始めた。筆者も実際に使ってみた。メッセンジャーで友人と今夜行く予定のレストランの場所をやり取りし、友人から送られてきた住所を長押しすると「リクエスト ア ライド」と表示され、車を呼ぶことができた。

 これまでは住所をコピーし、ウーバーのアプリを開いてから、その住所を目的地の部分にペーストしなければならなかった。ウーバーの運転手とのやり取りもメッセンジャーで完結する。いくつものアプリを行き来する必要がなく、配車の手間が大幅に省けた。

 個人送金の機能も便利だ。例えば、飲み会で立て替えた金額を友人に伝え、メッセンジャー経由で支払ってもらえる。メッセンジャーは銀行口座につながっているので(利用開始時に登録が必要)、支払われたお金がそのまま銀行口座に入金される。「今度会った時に」ということもないので取りっぱぐれもない。

 ビジネスシーンでの利用も広がっている。フェイスブックの認証を使って企業が顧客にメッセージを送れる。電子商取引(EC)サイトで買い物した際に、メールではなくメッセンジャー経由で購入完了の連絡と商品発送の連絡が来ることがある。

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