中国客、足元で伸び悩み 円安メリット薄れる
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訪日外国人客の多くは中国などアジアが中心で、訪日旅行の大きな理由のひとつは長期的な為替の円安基調だ。ただ昨年後半からの円相場をみると主要なアジア通貨に対して総じて上昇しており、為替面の訪日旅行のメリットが薄れているのも事実だ。実際、景気減速懸念が強まっている中国の訪日客は高水準ながら伸び悩む傾向が出ている。
15年通年で訪日客が最多だった中国は全体の25%、韓国は20%、台湾は19%を占め、これら...
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