安倍官房副長官「国家の意思として帰さない」
拉致、圧力路線で首相動かす
[有料会員限定]
2002年10月15日、北朝鮮による拉致被害者5人が24年ぶりに帰国し、家族らとの再開を果たした。首相、小泉純一郎の電撃訪朝から約1カ月。膠着状態の拉致問題が大きく動いたが、政府は被害者の扱いを巡る新たな問題を抱えた。
帰国したのは日朝首脳会談で北朝鮮が生存を明らかにした地村保志、浜本富貴恵、蓮池薫、奥土祐木子、曽我ひとみ。子どもら家族は北朝鮮に残っていた。あくまで被害者の一時帰国と主張する北朝鮮...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り618文字