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ラグビー

チーム編成遅れたが…選手の意気、頼もしく スーパーラグビー参入

2015/12/22付
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チーム発表は当初、夏に行うはずだった。準備が大きく遅れたのは、スーパーラグビーが日本初の試みだからというだけではない。チーム編成を後押しする日本ラグビー協会もぶれていた。

サンウルブズのヘッドコーチ就任が決まり、記者会見するマーク・ハメット氏。右は山田章仁選手(21日、東京都内)=共同

6月の幹部交代後、協会内では参戦取りやめも議論された。エディー・ジョーンズ前日本代表HCがサンウルブズの強化責任者を辞任したこともあり、一時、日本の参加は消えかけた。協会が準備に本腰を入れたのは8月ごろ。業を煮やしたスーパーラグビーの主催者が巨額の賠償金請求の可能性を伝えてからだ。

急ピッチでチーム編成を進めた結果、軌道修正も迫られた。選手強化費が膨らみ、6億円と見込んだ年間予算は10億円前後に増加。チームの赤字を協会が補填すれば、代表強化費に影響が出る本末転倒にもなりかねない。

日本代表選手の参加も予定より減った。スーパーラグビーの試合出場歴があるのも日本人の堀江、稲垣を含め5人前後。ハメットHCもスーパーラグビーでは実績十分ではない。過去に年間1勝に終わったチームがあるなど、スーパーラグビーの新チームは苦戦する。サンウルブズもFWに代表の主力が多いのは救いだが、勝利は簡単ではない。

頼もしいのは選手の意気。「報酬などの条件は気にしていない。とにかく自分が成長したかった」。W杯行きをあと一歩で逃した垣永真之介(サントリー)は話す。「今やらないでいつやるという思いでスーパーラグビーに乗り込む」とW杯メンバーの山田。今のラグビー人気を消さないという選手の決意。荒海に旅立つチームの支えになるだろう。

(谷口誠)

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