外務官僚たちの太平洋戦争 佐藤元英著 開戦導いた革新派の役割検証

2015/9/30付
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日本経済新聞 朝刊
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本書は、太平洋戦争開戦と終戦のプロセスのなかで外交官ないし外務官僚たちが果たした役割を明らかにすると銘打っている。なかでも、主な対象として扱っているのがいわゆる外務省革新派である。

枢軸派あるいは革新派と呼ばれた少壮外務官僚が、陸海軍と協力して、無通告開戦の手続きとシナリオづくりに関わったことを、本書はきわめて説得的に実証している。一般に陸軍に対抗して国際協調路線をとったとの印象がある外務省のな…

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