一病息災が健康のコツ? 病気と付き合い、そこそこ元気
食事制限や運動必要
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中高年以上の世代で、病気をせずに「無病息災」で健康に過ごすことは極めて難しい。しかし、生活習慣病などの経過を見守りながら、そこそこ元気に暮らす「一病息災」であれば十分可能だ。ただ、食事制限や運動に前向きに取り組む必要がある。
公益社団法人・生命科学振興会の渡辺昌理事長(74)は、国立がんセンター(現国立がん研究センター)研究所で疫学部長を務めていた1992年、糖尿病と診断された。空腹時の血糖値が...