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低リスク「堅実型」に脚光 ジュニアNISA追い風

投信番付

2014年1月に始まった少額投資非課税制度(NISA)は、15年3月末で879万口座に広がり、買い付け金額は4兆4000億円を超えた。16年1月からは、子どもの将来に向けた資産運用のための制度「ジュニアNISA」が新たに創設され、0歳から19歳の未成年者も口座を開設できるようになる。一部の証券会社では口座開設の予約申し込みが始まっている。

ジュニアNISAは資産運用・管理は親権者が行い、原則18歳から払い出しが可能になる。子どもの大学や専門学校の進学時に教育資金として活用するなど、保険会社の学資保険と似た使い方が想定される。

教育資金を運用する場合、最も避けなくてはならないのが「運用が失敗したので、子どもが進学できない」という事態だ。そのためジュニアNISAでは、リスクのかなり小さい「堅実型ファンド」が選好されると思われる。

そこで、標準偏差が3%以下のリスクのかなり小さい「堅実型ファンド」の純資産ランキングを集計した。

標準偏差3%とは、平均リターンを0%とした場合、年間リターンが3%の上昇から3%の下落の範囲に収まる確率が約68%であり、その倍の6%の上昇から6%の下落に収まる確率だと約95%であることを示す。つまり、年間6%超下落する可能性はかなり低いといえる。

純資産ランキングの首位は「ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)」で純資産総額は4100億円。データの有効性が増す3年間の標準偏差で見ると1.5%とかなり小さい。2位は「ニッセイ日本インカムオープン」、3位は「東京海上・円建て投資適格債券ファンド(毎月決算型)」となった。

10位以内を全て国内債券型が占めた。金融機関の販売姿勢の変化もあり、今後もリスクのかなり小さい「堅実型ファンド」への注目度が高まりそうだ。

(QBRチーフファンドアナリスト 清家武)

[日本経済新聞夕刊9月24日付]

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