2018年11月16日(金)

ネット通販の20年 買い手ワクワクさせる余地 (村山らむね)

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2015/9/20 12:00
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筆者が主宰するブログ「らむね的通販生活」がこの8月で20周年を迎えた。もともと嫁入り道具を調達した海外通販の情報についての私的なホームページだった。その年(1995年)の7月、アマゾンがドメインを変更して米国でサービス開始。この20年はネット通販=アマゾンの20年でもある。アマゾンが新市場をつくり、それまでのルールを破壊した。

1995年はゼロに近かったネット通販の売り上げ規模は今や6兆円超まで成長した

1995年はゼロに近かったネット通販の売り上げ規模は今や6兆円超まで成長した

95年はゼロに近かったインターネット通販の売り上げ規模が6兆円超(14年度JADMA推計値)となった。市場形成を後押ししたのは何か。

消費者の視点から振り返ると、4つの要素がある。まずはネットとスマートフォン(スマホ)の普及。テレビを持たない家庭や新聞を取らない世帯が増え、パソコンやスマホでテレビ番組や記事を視聴するのが当たり前になった。

2番目は宅配便の充実だろう。国内のカタログ通販でも注文してから1週間で届くと「早いな」と思った。それが今では時間指定、冷凍便・冷蔵便、受け取りも自宅だけではなく、近くのコンビニでもできる。

3番目は買い手と売り手の情報量が拮抗・逆転したこと。ネットが普及する前は、売り手のほうが情報量で圧倒的に優位だった。今は買い手が情報発信者として絶大なパワーを持つ。消費者間の取引も大きな市場となり、買い手は売り手に、売り手は買い手にと簡単に行き来できる。

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