ビジネスチャット、中小に浸透 日米しのぎ、乱立か共存か
野呂 エイシロウ(放送作家・戦略PRコンサルタント)

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2015/9/17 12:00
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一方、米国では、14年にビジネスチャット「Slack」が登場。プログラマーを中心に急速に利用者数を伸ばし、全世界で100万人以上が利用している。筆者もSlackを使っているが、説明が英語なのと、「♯」「@」マークなどの記号が複雑でちょっと苦戦中。でも、プログラマーなどコンピューターに詳しい人は拡張性があり、非常に便利だという。Slackの日本語版が出ることを望む。

のろ・えいしろう 愛知工大工卒。学生時代から企業PRに携わり、出版社を経て日本テレビの「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で放送作家デビュー。戦略PRコンサルタントとしても著作多数。愛知県出身、46歳。

のろ・えいしろう 愛知工大工卒。学生時代から企業PRに携わり、出版社を経て日本テレビの「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で放送作家デビュー。戦略PRコンサルタントとしても著作多数。愛知県出身、46歳。

いずれにせよ、日本生まれのチャットが米国に進出し、米国生まれのチャットが日本へ上陸と、両社とも国境を越えてしのぎを削っている。その他にも、ビジネスの現場でもフェイスブックメッセンジャーや無料対話アプリ「LINE」のグループチャットを使う企業も増えている。

筆者自身も会議に行かず、すべてをLINEで済ませるケースもある。チャットを多用することで、会議の数は確実に減った。チャットがなければ、こんなに多くの仕事はできなかっただろう。

日米で開発競争が繰り広げられるチャット競争。どこが勝つのか、あるいは乱立しながら共存していくのか。「ベータ対VHS戦争」のように決着するか……と続けようと思ったが、若い読者の大半はビデオテープ戦争を知らないかもしれない。

これからも各社がチャットの開発競争にしのぎを削り続けるだろう。と、この原稿を書いている間にもチャットにメッセージが多数来ていた。さてと、返事するか。

[日経MJ2015年9月13日付]

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