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春秋

バーゲンでにぎわうショッピングモール。シャツを買って、支払いをしようとすると「ポイントカードはお持ちですか」と店員さん。結局「お作りしますか」と勧められ、また1枚増えた。いったい何枚になったか。クレジットカードも含め20枚近く。財布が厚ぼったい。

▼次回以降の買い物やサービスに使えるポイントの経済圏は、2018年に1兆円規模に達しそうだという。企業が単独で発行しているものや、航空券や宿泊費に換えられるマイルがおなじみだ。このごろでは全国数十万の店舗などが加盟し、ためやすさ、使いやすさを売り物にした「共通ポイント」が主流となりつつある。

▼家電量販店でのショッピングでDVDがレンタルできたり、日々のスーパー通いでガソリンの割引が受けられたりと、顧客の囲い込み合戦の結果、どんどん汎用性が高まってきた。さらに利用者が増えると、経済にはどんな影響が出てくるのだろうか。当局の規制の届かないある種の通貨のように育っていく可能性もある。

▼折しも、共通ポイントは3つの陣営が、提携先を電力や通信の会社にまで広げて、激しいパイの奪い合いを続けているという。競争なきところに活力は生まれまいが、1人で複数のカードを持っている例も多いはず。ユーザーの立場から勝手に言えば、単一通貨のように大統合してもらえたら、財布もスリムになるのだが。

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