2019年2月23日(土)

中国国家開発銀、債券主幹事に三菱UFJ
5年ぶり邦銀選定

2015/7/25付
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【上海=土居倫之】中国の国有政策銀行、中国国家開発銀行は24日、29日に発行するドル建て債券の引受主幹事の1社に三菱東京UFJ銀行を選んだ。邦銀が選ばれるのは約5年ぶり。開発銀は中国政府が100%出資しており、その意向を強く反映する。日本と中国は6月に3年2カ月ぶりとなる財務対話を開いており、経済・金融分野で日中の関係改善を探る動きが広がってきた。

開発銀は2010年にみずほ銀行を外資系銀行として初めて引受主幹事に選んだ。その後は邦銀は選ばれていなかった。

中国の14年の債券市場規模は約12兆元(240兆円)。このうち開発銀が発行する債券は約1兆2千億元と中国国債に次ぐ規模となっており社債の指標銘柄となっている。

今回発行する債券は期間3年で発行額は5億ドル(約620億円)。引受主幹事は中国農業銀行など中国系銀行4行と三菱東京UFJ銀だった。

三菱東京UFJ銀は6月に人民元建て債券を日本国内で初めて発行した。中国国内でも人民元建て債券への投資を積極化している。今回の開発銀による債券主幹事指名をきっかけに、中国で債券主幹事業務の拡大を目指す。また三菱東京UFJ銀は1994年に開発銀と業務協力協定を締結した。東日本大震災の復興支援ファンドを共同で立ち上げるなど両行間の協力関係を深めている。

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