2019年7月19日(金)

成長持続へ「顧客と解決」 戦い方を変えよう
日本を元気にする産業技術会議

2015/5/25 2:30
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産業技術総合研究所が主催する「日本を元気にする産業技術会議」(後援・日本経済新聞社)は22日、日経ホール(東京・千代田)で「成長の新しい姿 もの×ことイノベーション」をテーマにシンポジウムを開いた。コニカミノルタの山名昌衛社長が特別講演し、「お客様自身が変革し、感動するようなサービス構築を目指している」と自社の取り組みを紹介した。

講演するコニカミノルタの山名社長

講演するコニカミノルタの山名社長

コニカミノルタは中期経営計画のテーマに「トランスフォーム(変革)」を掲げる。山名社長は「日本の製造業はかつての戦い方では付加価値を付けられない」と指摘した。「原点に戻り、顧客と一緒に課題を解決する。社会的な課題を解決できれば、中長期に持続的な成長を実現できる」と語った。

産総研の中鉢良治理事長は産業技術会議が発足した2011年に比べて日本企業の事業環境が好転したと指摘し、「日本の産業が優位を保つことのできるモノ作りとこと作りのあり方を再検討する時期に来ている」と強調した。産総研の研究成果を企業のニーズに結びつける「技術の橋渡し」に力を入れると語った。山名社長は「産総研の役割に期待している」と応じた。

シンポジウムでは中根滋東京理科大学理事長と久間和生総合科学技術・イノベーション会議常勤委員も講演した。

中根氏はドイツの「インダストリー4.0」を紹介したうえで、今後は製品やサービスそのものではなく、それを販売したうえで顧客にどんなメリットがあるかが重要になると強調した。「日本人はお客様の心を深く考えるのが得意。それを生かせばいい」と語った。

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