ネット界に「個生かす」潮流 買い物や転職の指針に
野呂エイシロウ(放送作家・戦略PRコンサルタント)

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2015/3/17 7:00
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3月~4月は卒業式、新入学・入社などあり、新しい生活に入る人も多いだろう。4月には米アップルが腕時計型のウエアラブル端末「アップルウオッチ」を発売するが、スマートフォン(スマホ)からのシフトは、インターネット界がますます「個の時代」に向かうことを示すようだ。今回は、そんな「個を生かす」をテーマにネットの動きを探ってみたい。

高橋愛さんのセレクトショップは「個の好み」を発信してビジネスにつなげる一例

高橋愛さんのセレクトショップは「個の好み」を発信してビジネスにつなげる一例

「モーニング娘。」の元メンバーで女優・モデルの高橋愛さん。自身のブログで12日、自分が選んだ商品を販売するオンラインセレクトショップの立ち上げを報告した。

これは同ブログを提供するサイバーエージェントと三越伊勢丹が共同で始めた事業だ。サイバーのブログ「アメーバ」で、人気有名人ブロガーが選んだ伊勢丹オンラインストアの商品を購入できる仕組みだ。

高橋さんのブログを見ると、このショップの話とともに、仏アパレルブランド「ポールアンドジョー」のルームウエアを着ている写真がある。横のバナーをクリックすると専用サイトに移る。部屋着以外にも、彼女が選んだ食器や小物などが売られている。

有名人がブログで紹介すれば消費が動くと言われていたが、実態のない「ステルスマーケティングでは」と懐疑の声もあった。ブログ最大手のサイバーエージェントと三越伊勢丹がタッグを組むことで、有名人が個人でお薦めの商品を売れるようになったのだ。

アメーバはもともと有名人ショップ(http://official.ameba.jp/shop/)を運営していたが、百貨店が本格参入したことでネットが高級品を売る場にもなった。サイバーエージェントは「三越伊勢丹の高い商品力とブログというネットワークの強みを生かし、ソーシャルサイトでも高い影響力を持つ有名人を起用してショップの本格展開を図りたい」と話す。

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