2019年1月19日(土)

すご腕ハッカーが日本に結集 競技会、日本も健闘
山田 剛良(日経NETWORK編集長)

(1/2ページ)
2015/2/24 7:00
保存
共有
印刷
その他

凶悪化するサイバー攻撃に対抗するハッカー人材を育成する――。そんな狙いで始まった「ハッキング競技会」が国内でも定着してきた。今月7日、東京電機大学(東京・足立)に世界中のハッカー90人が集結。国内最高峰のハッキング競技会「SECCON(セクコン)2014決勝戦」が開かれた。

すご腕ハッカーが世界中から集まり技術を競った(中央は竹迫実行委員長)

すご腕ハッカーが世界中から集まり技術を競った(中央は竹迫実行委員長)

セクコンは4人1組のチーム戦でハッキング技術を競う。第1段階は主催者が用意した課題を解き、サーバーを占拠するスピードを争う。第2段階は占拠したサーバーを各チームが奪い合う攻防戦になる。最終的に最も多くのサーバーを占拠し続けたチームが勝つ。

課題作成に携わるサイバー大学の園田道夫教授は「勝つにはあらゆる方面のセキュリティー技術力や実戦力が必要。単純な知識だけでは勝てないように作った」と話す。

競技会開催の背景にはサイバーセキュリティーを担う次世代の人材育成がある。攻撃に対抗する防御技術のレベルを高めるには、高度な「ハッキング技術」を互いに修練するオープンな場が国内にも必要との考えだ。諸外国では既にこの種の競技会が盛だ。米国の「DEF CON CTF(デフコン・シーティーエフ)」を頂点にフランス、ロシア、韓国などで大会が開催されている。小規模な大会なら毎週末、世界のどこかで開かれている状況という。

今回は全国8カ所とオンライン2回の合計10回の予選を勝ち抜いた精鋭24チームが参加した。特筆すべきは参加チームの半分近い11チームを海外勢が占めたこと。しかも昨年のデフコン優勝チームや世界ランキング1位のチームを含む世界のトップクラスが集結した。

レベルの高い大会になった理由は今回からセクコンがデフコンの予選競技会の1つに選ばれたからだ。優勝チームは無条件でデフコンに参加できるため、それを目指す世界58カ国・地域、合計4186人の参加者のチームが予選に参加した。

  • 1
  • 2
  • 次へ

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報