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山本耀司(20)殻を壊す

「巨匠なんて冗談じゃない」 音楽・合同ショーなど挑戦続ける

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居心地が悪くて仕方ない。

1981年にパリに参戦して以来、「黄禍」と嫌われていたのに、いつの間にやら「巨匠」と持ち上げられ、揚げ句の果てには「パリコレの救世主」ともいわれていた。

(冗談じゃない。パリコレがどうなろうと知ったこっちゃない。勘弁してほしい)

私はため息をついた。

「アンチモード」を自任してきたのにモード界のど真ん中に座らされている。日の当たらない周辺部にいるからこそ心に鬱積した怒りや...

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山本耀司

黒・穴あき・左右非対称をモチーフにした前衛的な服作りで、ファッションデザイナーの山本耀司さんは世界のモード界に衝撃を与えました。父が戦死し、東京・歌舞伎町に洋装店を開いた母に育てられたことで、自立したキャリア女性のための服作りに目覚めます。映画界の巨匠、北野武さんやヴィム・ヴェンダースさんとの交遊秘話もまじえながら、起伏に富んだ半生を紹介します。

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