/

この記事は会員限定です

山本耀司(11)屈辱

パリ遊学 実力通用せず モードの民主化 時代に乗り遅れ

[有料会員限定]

1969年3月に文化服装学院を卒業すると、私はモードの本場パリに1年ほど遊学することにした。装苑賞と遠藤賞をダブルで受賞し、往復航空券をもらったからだ。

パリ左岸のオデオン座近くに安アパートを見つけて単身で下宿した。ベッドに水道の蛇口が付いただけの粗末な部屋。1ドル=360円の時代。日本円が弱いので経済的な余裕はない。毎日、ソーセージを挟んだフランスパンばかり食べて食費を切り詰めた。

この頃、私は...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1149文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

山本耀司

黒・穴あき・左右非対称をモチーフにした前衛的な服作りで、ファッションデザイナーの山本耀司さんは世界のモード界に衝撃を与えました。父が戦死し、東京・歌舞伎町に洋装店を開いた母に育てられたことで、自立したキャリア女性のための服作りに目覚めます。映画界の巨匠、北野武さんやヴィム・ヴェンダースさんとの交遊秘話もまじえながら、起伏に富んだ半生を紹介します。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン