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貝に続く場所にて 石沢麻依著

被災者への追い付けぬ距離

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群像新人文学賞に続いて芥川賞を受賞した話題作である。

ドイツ北西部の大学都市ゲッティンゲンに留学中の日本人女性「私」のもとに、旧知の野宮なる男が訪ねてきたのを駅に出迎えるところから本書は始まる。

「私」があっさり彼を「幽霊」と呼ぶのを読んでびっくりする。大学院で美術史を研究する仲間だった野宮は、9年前の3月11日に石巻市の海沿いの実家で津波にさらわれたまま、今も見つかっていない。昨年夏が舞台らし...

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