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永山治(2)祖母

個性満点 向学心衰えず 大きく生まれ大切に育てられ

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「大変だった」。母から恨み言を何度も聞いた。私を産んだときのことだ。大きな赤ん坊で体重は一貫(3.75キログラム)あった。だるまさんみたいだったようだ。

私の父は永山時雄、母は瑠璃子で、大田区雪が谷の母方の祖父、熊谷誠と同じ敷地に住んでいた。私はそこで助産師さんに取り上げてもらった。

熊谷誠は神戸で検事をしており、見るからに精悍(せいかん)で、鬼検事と呼ばれていた。二・二六事件の裁判にもかかわった...

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永山治

スイスの製薬大手ロシュ傘下ながら、「自主経営」を貫き時価総額で国内製薬トップに立つ中外製薬。同社で外資との提携を決断したのが永山治さんです。少年時代には、吉田茂の懐刀で、父・時雄氏と交流のあった白洲次郎氏に刺激を受けます。「苦労知らずのぼんぼん」と自らを称しますが、ときに大胆な行動に出ます。ソニー、そして東芝の取締役会議長も務めた永山さんが半生を振り返ります。

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