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伊集院静「ミチクサ先生」(399)

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小説家、夏目漱石の死は、東京、大阪のみならず日本全国津々浦々まで驚きを持って伝わった。

同時に各書店では漱石の作品が飛ぶように売れはじめた。死の直前まで、残される鏡子と子供たちの生活を心配していた金之助にとって、自著がその年(大正五年)から翌年に最大の売れ行きとなり、次から次に増刷しても間に合わなかったのだから、小説家の懐具合とは皮肉なものだった。

亡くなって数日が過ぎても弔問客は引きも切らなかっ...

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