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ブンヤシット・チョクワタナー(15)叔父の選択

豊かな発想 サハから独立 協業先との関係巡り意見相違

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ここまでサハ・グループの草創期から勃興期までを振り返ってきた。読者の皆さんはお気づきかと思うが、我々は新しい事業に参入したり、新しいパートナーと合弁を組んだりする際、まるで「細胞分裂」のように新たな会社を次々と立ち上げてきた。現在、グループが約300社にも膨らんでいるのはそのためだ。

なぜ、そんな戦略をとってきたのか。説明のとっかかりとして、叔父のダムリー・ダラガノンさんについて書いておきたい。サ...

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ブンヤシット・チョクワタナー

タイの「サハ・グループ」は洗剤や化粧品、衣料品から即席麺に至るまで、タイの日常生活を支える商品約3万点を製造・販売する企業集団です。バンコクを拠点とする華僑の一族に生まれたブンヤシット・チョクワタナーさんは父が起こした事業を受け継ぎ、約300社を擁する一大グループを育て上げました。事業方針に掲げる「誠心誠意」「信用第一」という言葉は若いころに6年間を過ごした大阪での経験と、ライオンやワコール、キユーピーなど多くの日本企業との合弁を通じて学んだものでした。

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