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ブンヤシット・チョクワタナー(10)欧米勢に挑戦

粉末洗剤製造に乗り出す 日タイ合弁で改良、市場に攻勢

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粉シャンプーの容器詰め工場は順調で、せっけんにも手を広げた。ともにライオン油脂の製品で、小林敦さんのライオン歯磨ではない。そこで練り歯磨きの充填もやろうという話になった。

ところが肝心のチューブ容器が手に入らない。シェア首位の米コルゲートの顔色をうかがい、容器メーカーが我々には売ってくれなかったからだ。仕方なく日本から機械を輸入し、自前でチューブ生産を始めた。こうして徐々に手掛ける領域を広げていっ...

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ブンヤシット・チョクワタナー

タイの「サハ・グループ」は洗剤や化粧品、衣料品から即席麺に至るまで、タイの日常生活を支える商品約3万点を製造・販売する企業集団です。バンコクを拠点とする華僑の一族に生まれたブンヤシット・チョクワタナーさんは父が起こした事業を受け継ぎ、約300社を擁する一大グループを育て上げました。事業方針に掲げる「誠心誠意」「信用第一」という言葉は若いころに6年間を過ごした大阪での経験と、ライオンやワコール、キユーピーなど多くの日本企業との合弁を通じて学んだものでした。

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