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伊集院静「ミチクサ先生」(391)

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雛子に続き、池辺三山が突然に逝った。

大切な人の死が続いた。

明治四十五年七月二十日、天皇重篤の号外が東京の町々に舞った。七月三十日午前零時過ぎ、天皇が心臓麻痺(まひ)にて崩御。

金之助は天皇の死去の報を聞き、この年の六月、靖国神社の能楽堂で、その顔を見ることになった陛下と、もう一人の男の顔がよみがえった。

もう一人の男とは、乃木希典であった。

金之助は正岡子規を通じて、この二人をずっと見続けてい...

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