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ブンヤシット・チョクワタナー(2)華僑の一族

バンコクに移住した祖父 父が独立し雑貨店を創業

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チョクワタナー家のタイでの歴史は、中国広東省の農家の長男だった祖父・李福表が1900年ごろ、一族とバンコクへ移り住んだことに始まる。貧困を抜け出すために大陸からアジア各地に散った、典型的な華僑の1人だった。

祖父は頑健な体の持ち主だった。生活費を稼ぐため、あらゆる種類の仕事をこなした。アイスクリーム屋台を引いていたこともあった。

そのうち今も中華街があるヤワラート地区の問屋街、サムペン通りに家を借...

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ブンヤシット・チョクワタナー

タイの「サハ・グループ」は洗剤や化粧品、衣料品から即席麺に至るまで、タイの日常生活を支える商品約3万点を製造・販売する企業集団です。バンコクを拠点とする華僑の一族に生まれたブンヤシット・チョクワタナーさんは父が起こした事業を受け継ぎ、約300社を擁する一大グループを育て上げました。事業方針に掲げる「誠心誠意」「信用第一」という言葉は若いころに6年間を過ごした大阪での経験と、ライオンやワコール、キユーピーなど多くの日本企業との合弁を通じて学んだものでした。

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