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伊集院静「ミチクサ先生」(344)

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金之助は鈴木三重吉の手紙を読んだ。

「自称、門下生か……。困まったもんだ」

と言って手紙を机の上に置き、「この鈴木君だが、なかなか佳い文章を書く人です」と言った。

鈴木三重吉は広島で生まれ、帝国大学英文科で金之助の講義を聞き、私淑するようになった。先月、小説『千鳥』を金之助に送ってきていた。

金之助はこの作品を激賞する手紙を三重吉に送った。事情があって広島にいた三重吉に上京するように説く温かい文面だ...

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