吉行和子(20)妹の思い出 - 日本経済新聞
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吉行和子(20)妹の思い出

寄り添い、頼りあった日々 がん伏せ看病 66歳での死みとる

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小劇場での芝居を頑張っていたころ、詩人で小説家の妹の理恵と海外旅行を始めた。私が38歳、妹が34歳のころから5年間である。

はじめの旅は、急死した私の親友が一緒に行こうと言っていたサンフランシスコだった。あとはスペインやグアムなど。最後になったスイスは、20日間にわたる長い旅で、初日のチューリヒの宿だけ決めて、列車に乗って、気になった街で降りては1日か2日を過ごし、また移動した。

昼間は私が山歩...

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吉行和子

テレビドラマや映画でおっとりと優しい存在感を放つ女優の吉行和子さんは、幼いころからぜんそくに苦しんだことで、精神的に鍛えられたといいます。連載では97歳まで現役美容師を続けた母あぐりさん、作家の兄淳之介さん、妹の理恵さんら、個性的な家族のエピソードが読みどころです。幅広く活躍する女優として、石原裕次郎、宇野重吉、杉村春子ら、これまで出会った名優やスターの思い出も披露してくれます。

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