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吉行和子(10)初の主役

急な代役 いきなり本番  批判の声に「女優になる」決意

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東京・青山の劇団民藝本部に、全国各地から美少女が集まってきた。「アンネの日記」のヒロインを選ぶオーディションである。

第2次大戦下、ナチスの目を逃れてアムステルダムの隠れ家で暮らしたユダヤ系の少女の物語「アンネの日記」は、世界的なベストセラーである。これを劇化したものを、日本では劇団民藝が1956年に初演した。そのためのオーディションだった。

私たち研究生にとっては別世界と思っていたが、勉強のため...

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吉行和子

テレビドラマや映画でおっとりと優しい存在感を放つ女優の吉行和子さんは、幼いころからぜんそくに苦しんだことで、精神的に鍛えられたといいます。連載では97歳まで現役美容師を続けた母あぐりさん、作家の兄淳之介さん、妹の理恵さんら、個性的な家族のエピソードが読みどころです。幅広く活躍する女優として、石原裕次郎、宇野重吉、杉村春子ら、これまで出会った名優やスターの思い出も披露してくれます。

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