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吉行和子(4)兄と妹

作家同士 複雑な関係 兄の没後 枕辺で「ありがとう」

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兄、淳之介についてのはじめの記憶は、縦縞(たてじま)のパジャマ姿だ。

ぜんそくだった私は幼い頃、しばらく静岡県・伊東の海の近くにある家で療養していた。しかし、父が心臓発作で急死、東京に呼び戻された。5歳になる少し前のことだ。

東京・市ケ谷駅近くの家の玄関で迎えてくれたのが、11歳年上の淳之介である。私と同様、体が弱くて、そのときは腸チフスで入院していたが、ようやく治ったところだった。丸刈りにパジャ...

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吉行和子

テレビドラマや映画でおっとりと優しい存在感を放つ女優の吉行和子さんは、幼いころからぜんそくに苦しんだことで、精神的に鍛えられたといいます。連載では97歳まで現役美容師を続けた母あぐりさん、作家の兄淳之介さん、妹の理恵さんら、個性的な家族のエピソードが読みどころです。幅広く活躍する女優として、石原裕次郎、宇野重吉、杉村春子ら、これまで出会った名優やスターの思い出も披露してくれます。

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