/

この記事は会員限定です

ゆる~い江戸絵画(9) 徳川家光「竹に雀図」

府中市美術館学芸員 金子信久

[有料会員限定]

本連載では、意図して「ゆるい」描き方をした作品を取り上げているが、これは例外である。作者は、江戸幕府の第三代将軍徳川家光。歴代の将軍でも硬派のイメージが強い人物だろう。

そんなイメージからすれば驚きの作品である。線も形もたどたどしく、お世辞にも上手とは言いがたい。構図も、掛軸(かけじく)になることを考えず、ただ描きたいものを描いた、という感じだ。だが、たとえ立派で巧みな描き方でなくても、一幅の掛...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り319文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません