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東哲郎(10)大阪支社

知識蓄え顧客の信頼深く 仕事人間 妻の家出に憤慨と反省

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私は1984年10月1日付で大阪支社に転勤となった。もう少しシリコンバレーにいたかったという気がしたが、大阪支社はぜひ働いてみたい場所でもあった。

支社長代理として田中一芳さんがいたからだ。風貌が米国の俳優カーク・ダグラスに少し似ていて、親しみやすいボス。みんな「カークさん」と呼んでいた。私も以前から知る人で、兄貴分のような存在だった。

米国勤務になる前、半導体部門にいた私はすっかり仕事人間になっ...

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東哲郎

日本最大、そして世界3位の半導体製造装置メーカー、東京エレクトロン。ベンチャースピリットに満ちた同社トップに40代半ばの若さで抜てきされたのが東哲郎さんです。ITバブルの崩壊による業績悪化、幻に終わった米社との経営統合……その道のりは決して平たんなものではありませんでした。パソコンからスマートフォンへと主役が交代する激動の時代を舞台に、挑戦の物語が繰り広げられます。

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