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東哲郎(9)シリコンバレー

日米企業の橋渡し役に 商社からメーカーへ歩み出す

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私のビジネスマン修業の舞台は米国に移る。1983年8月、シリコンバレー駐在を命じられ、家族そろって引っ越した。3人の子供は5歳、3歳、生後8カ月だった。

当時のシリコンバレーは半導体関連メーカーが集まり、雨後のたけのこのように新技術が生まれていた。日本の技術者もずいぶん訪れ、米国の新聞に「日本が技術をスパイしている」と、おどろおどろしい記事が載るほどだった。

東京エレクトロンの現地事務所は、その後グーグルの本拠地...

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東哲郎

日本最大、そして世界3位の半導体製造装置メーカー、東京エレクトロン。ベンチャースピリットに満ちた同社トップに40代半ばの若さで抜てきされたのが東哲郎さんです。ITバブルの崩壊による業績悪化、幻に終わった米社との経営統合……その道のりは決して平たんなものではありませんでした。パソコンからスマートフォンへと主役が交代する激動の時代を舞台に、挑戦の物語が繰り広げられます。

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