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ゆる~い江戸絵画(8) 伊藤若冲「伏見人形図」

府中市美術館学芸員 金子信久

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数ある伊藤若冲(じゃくちゅう)の伏見人形図の中でも、絵と賛のバランスがきれいな一作。賛を着けたのは、幕府の役人で文人でもあった大田南畝(なんぽ)。代々の家の繁盛を寿(ことほ)ぐ歌である。

若冲といえば、「動植綵絵(どうしょくさいえ)」のように、緻密な描写で埋め尽くされた極彩色の作品のイメージが強い。また、「筋目描き」と呼ばれる技法を使ったユニークな水墨画でも人気がある。いずれにしろ、技巧派の面が...

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