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ゆる~い江戸絵画(7) 中村芳中「蝦蟇鉄拐図」

府中市美術館学芸員 金子信久

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蝦蟇(がま)仙人は蝦蟇を操って妖術を使い、鉄拐(てっかい)仙人は分身を吹き出す。中世以来、水墨画を中心に描かれてきたが、そのほとんどは背景も人物もがっちりとした、いかにも立派な作品である。

この絵はどうだろう。計算された形やメリハリのある描線とは正反対で、見た瞬間に全身の力が抜けそうだ。「ゆるい」という言葉が、単にかわいいもの、心和むものに使われる昨今だが、緊張感のある律動的な造形とは違う、締まり...

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