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伊集院静「ミチクサ先生」(301)

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重一が席に戻ると、鏡子は金之助の組んだ腕を枕にして寝ていた。それを見て重一は目を丸くした。

「君からの手紙に"文学論"をやりたいと書いてあったね。まとまったかね?」

「いや、まだまだですが、少しは進みました」

「そりゃ良かったね。金之助君、少し質問をしていいかね」

「どうぞ」

「文学というもんは、特に英文学は何の役に立つんかね?」

――えっ、今、何と言ったんだ? 英文学が何の役に立つのかって?

それは英語とい...

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