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島正博(18)イタリア通い

スケッチブック使い商談 受注好調、工場完成で成長軌道に

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レッジョ・エミリアでのコルギー社との商談はスムーズに進んだ。バーゼルの国際繊維機械見本市(ITMA)会場で目をつけた同社製クラッチ(動力伝達装置)を毎月100台買うと申し入れると、先方は目を丸くした。

当時開発中の全自動セミフルファッション横編み機(SF)にこのクラッチを搭載するつもりだった。SFは全自動フルファッション衿(えり)編み機(FAC)の流れを受けた新鋭機。汎用性に優れて操作もやさしく...

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島正博

繊維機械メーカー、島精機製作所会長の島正博さんの異名は「紀州の発明王」です。スクーターを三輪スポーツカーに改造するなど、高校時代にはすでに街の有名人でした。起業当初は悪戦苦闘しましたが、全自動無縫製手袋編み機の開発によってアパレル市場で名をはせ、いまや世界の名だたるブランドが同社製編み機を採用しています。常識に挑み続けた島さんの、波瀾(はらん)万丈の物語です。

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