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荻原浩「ワンダーランド急行」(50)

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2.似ているがここは私の世界じゃない 23

翌朝、私は早くに起きた。起きたというよりほとんど寝ていなかった。

結局、美冬が寝室に入ってきたのは、カーテンの向こうが明るくなりはじめた頃だ。疲れ切っている様子だった。私は数々の疑問と、言うべき言葉を呑(の)みこんで、「朝ご飯はつくっておくから、ゆっくり寝てて」とだけ言った。美冬は「ありがと」と言い終わったとたん寝息を立てはじめた。

昨日の罪ほろぼしに、...

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