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荻原浩「ワンダーランド急行」(47)

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2.似ているがここは私の世界じゃない 20

美冬は私と二歳違いの三十八歳。むこうは早生まれだから、学年でいえばひとつしか変わらない。

四十歳手前で、ジャンルを問わず、あらゆる音楽の記事が書ける彼女が『上を向いて歩こう』を知らないはずがなかった。

「冗談だよね」

扉越しに尋ねる。

「ううん、ほんとに知らない曲」

霞(かすみ)ガラスの向こうのシルエットは、本当に美冬だろうか。急に不安になってきた。私が嘘を...

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