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リターンズ ジェイムズ・クリフォード著

先住民の世界観 その可能性

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21世紀初頭、切羽つまった人間社会で、先住民の存在感がつよまっている。『文化の窮状』『ルーツ』につづくクリフォード『リターンズ』の副題は、「二十一世紀に先住民になること」。描出されるのは現代の、混成文化的な、新しいかれらの生成だ。「滅びゆく民」というノスタルジックな差別的視線も、純粋に伝統的な民などという嘘っぱちも、ここにはない。偶然をとりこみ、呼称も状況に応じ変化させ、柔軟に生きのびるかれらが...

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