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思想が競争できる環境を 政治とコミュニケーション

山本龍彦 慶応義塾大学教授

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ポイント
○SNSなどが言論空間の新たな統治者に
○「関心経済」による一元支配の流れに懸念
○言論空間を再設計して知る権利の実現を

憲法学では、長く「思想の自由市場」という考えが支持されてきた。悪質・有害な言論や思想は、それへの批判言論によって淘汰されるから、市場での競争に任せておけば自然と良い言論が生き残っていくという考えだ。そこでは、政府が市場に立ち入り、言論の善しあしの判定者になることが、民主主義に...

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