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辻惟雄(18)助手の頃

雑用も研究も 忙しい日々 恋愛では辛酸をなめる

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美学美術史学科のドクターコースに何とか進むことができた。博士課程だから研究もさらに専門的になる。岩佐又兵衛を中心に江戸の風俗画や絵巻を深く研究しようと意気込んだ。しかし、矢先に助手代理にさせられてしまった。

先輩の助手が結核にかかって長期の療養を余儀なくされ、代行が必要となった。教授たちの指導を助けるのが助手の最も大きな役目だが、実際には研究室の雑用係といっていい。

外部からの電話の応対、手紙や文...

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辻惟雄

美術史家の辻惟雄さんは江戸絵画史の研究に新風を吹き込み、伊藤若冲らを「奇想の画家」という視点から紹介し、一大ブームを作りました。岐阜の産婦人科医の次男として医師になるべく東大に入ったものの、医学部での学業を断念し文学部に進みました。挫折の連続だったという辻さんが美術史でいかに独自の世界を築いたか、知られざるエピソードを交えながら明かします。

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