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モデルの一生(10) 板倉鼎「休む赤衣の女」

作家 山内マリコ

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鉄柵の向こうに広がるエメラルドグリーンの海に、ヨットが1隻。硝子(がらす)鉢には仲良さげに泳ぐ2匹の金魚。硬そうなベッドの上、赤い服をまとった断髪の女性が見事な三角構図でポーズをとる。左奥の花はアネモネか。

ここは日本ではない。日本にいては描けない絵だろう。作者の板倉鼎(かなえ)がパリで描いた大作だ。モデルは当時20歳の妻、須美子。大正14年に結婚すると、3カ月後には夫の留学に随行し経由地のハワイ...

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