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東福岡・東海大大阪仰星、激闘 両雄譲らず 高校ラグビー

抽選で東福岡が準決勝へ

同点で試合が終了し、健闘をたたえ合う東海大大阪仰星と東福岡の選手たち(3日、花園)=共同

・東福岡 21-21 東海大大阪仰星(全国高校ラグビー準々決勝、1月3日、花園)

30分ハーフながら後半が48分間にも及んだ激戦は21-21の引き分け。抽選で東福岡が準決勝進出を決めたが、両者譲らぬ至高の戦いは高校ラグビー史に残る一戦と言っても過言ではないだろう。

ラック内のマイボール死守へ片方のFWが次々に体を投げ出せば、もう一方のFWも奪取を目指して激しく体を当てる。密集に飛び込む迫力とスピードが最後まで一切落ちなかったところに、FW戦で負けまいとする両チームの強い意志がうかがえた。

狂気にも似た執念がとりわけにじみ出たのが後半ロスタイム。東福岡は敵陣22メートルライン内側で決勝PGの好機を得たが、狙わずにスクラムを選んだ。「コンタクトではこっちに分があったので」とロックの永住主将。得点には結びつかなかったものの、相手とがっぷり四つに組んでトライをもぎ取る美学に基づいた判断に悔いはない。

東福岡のプロップ本田は体重117キロとは思えぬ走りで後半7分のトライを演出。東海大大阪仰星のCTB野中はラックサイドでFWのように動いた。ポジションの枠に収まらない能力を持つ面々が小細工なしに真正面からぶつかり続け、「あんな熱い試合ができてうれしかった」と永住。東海大大阪仰星のナンバー8倉橋も「後悔より、やり切った感じの方が大きい」。長年のライバル関係が生んだ激闘は、勝ち負けを超越した財産を選手たちに残した。

(合六謙二)

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