ベートーヴェン頌(7) ニコラウス・ラウアー「アントニア・ブレンターノの肖像」 - 日本経済新聞
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ベートーヴェン頌(7) ニコラウス・ラウアー「アントニア・ブレンターノの肖像」

文筆家 高野麻衣

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幼い息子を抱き、神秘的な微笑をたたえた母親。聖母子像になぞらえたこの肖像画の女性の名は、アントニア・ブレンターノ。ベートーヴェンの生涯における最大のミステリー、宛先不詳の「不滅の恋人への手紙」の名宛人と目される人物のひとりである。

アントニアは外交官で美術品収集家でもあった父のもと、きわめて文化的な環境で育った。富豪フランツ・ブレンターノと結婚し、4人の子の母となる。息子たちがともに描かれた2人...

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