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移ろうコロナ下ブーム 運動不足自転車で解消

ミレニアルスタイル

NIKKEI MJ

コロナ禍に明け暮れた2020年。リモートワークの広がりで生まれたブームも、一時的なものから日常化したもの、進化したものなど様々だ。コロナ禍でのはやりを振り返りつつ、その後の変化や今を紹介したい。

自転車で普段は行かない場所に遠出することも

春の外出自粛要請直後に盛り上がった「リモート飲み会」は、「今は全然やらない!」という人がほとんど。「家にいることが多いので話題がなくて盛り上がらない」が一番の理由だ。みんなでワイワイするより、2人でじっくり話すリモートデート向きという。

外出自粛期間中に「あつ森」で友達と交流していた27歳女性が今ハマっているのは、「TikTok」や「YouTube」でアイドルをみること。インスタグラムもストーリー投稿がメインになったように、動画は日常生活の一部となっている。

運動不足やコロナ太り解消の「宅トレ」は、続いている人は次々新しいバリエーションを楽しんでいる。一方、アウトドア系では、運動不足解消と気分転換になるのはもちろんのこと、感染予防で公共交通機関を使わず出勤したいという理由からロードバイクに乗り始めたという人が増えた。

「給付金が出たのを機に真剣に購入を検討」「漫画『弱虫ペダル』の実写映画が8月に公開され影響をうけた」などの声を聞いた。

「休みの日にロードバイク仲間と都会を走り、いつもと違った街の景色を楽しんだり、海へ行ったりする」という20代女性は、多いときは往復60キロメートルも走るそうだ。「歩くより気軽にできるから朝サイクリングする」など、最近では女性からの人気も高まっている。

街中をさっそうと走り抜ける姿をよく見かけるようになったフードデリバリーサービス。

MMD研究所(東京・港)が6月に、コロプラが提供する「スマートアンサー」と共同実施した「2020年インターネットでのフードデリバリーサービスに関する調査」では、デリバリーサービスの利用率は19年より16.5ポイント増加した。最も利用しているのは20代女性で57.5%、次に30代女性、30代男性と続く。

「ウーバーイーツ」や「出前館」などの利用が増えたミレニアルズに理由を聞いてみると、「定期券を買わなくなり、ちょっとした外出にも交通費がかかる。デリバリーの手数料は、むしろ安いくらいだと感じる」という声もある。リモート生活によって浮上したお得感も利用頻度アップの背景にあるようだ。

ウーバーイーツは配達員の登録も簡単で自転車を持っていれば気軽に始められることから、配達員のバイトをする人がコロナ禍で急増。芸能人が自らの配達員姿をSNS(交流サイト)に投稿して話題になったが、先日、電車で「○○地域の配達員がかわいい」とアラサー男性2人の会話が聞こえて驚いた。

生活ががらりと変わったこの1年。ミレニアルズはその変化を上手に取り入れ活用する。コロナの影響が続くと思われる2021年、新しいコト、モノも出てくるだろうが、ミレニアル世代は次々に抵抗なく試し、より自分の感覚にフィットするものを取捨選択し続けていくのだろう。

(ブームプランニング代表 中村泰子)

[日経MJ2020年12月18日付]

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