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逆境から生まれたアート(5) ニコラ・プッサン「アシドドのペスト」

アート・エデュケーター 宮本由紀

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旧約聖書のストーリーを引用した、パンデミック下の都市の壮絶な風景である。恐怖映画さながらの緊迫感。作品が制作された1630年、イタリアでは実際に17世紀最悪のペストの蔓延(まんえん)があった。

悲惨な病を想像する精神的苦痛が実際の病を引き起こす、所謂(いわゆる)"病は気から"という概念がルネサンス期から17世紀の医学界における見解だった。医学的知見にも精通していた、この絵の作者ニコラ・プッサン。

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