春秋

2020/10/25付
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日本経済新聞 朝刊
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「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲」(佐佐木信綱)。カメラが1300年前の建物にズームしていくようだ。「凍れる音楽」と評される国宝の東塔。約10年の修理を終えて優美な姿をあらわしたが、春の落慶法要はコロナ禍で延期となってしまった。

▼例年、修学旅行生らが行き交う寺内はひっそり。その一隅で興味深い解説を見つけた。本尊の薬師如来の台座についてである。框(かまち)と呼ばれる枠の上部はギリシ…

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