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赤神諒「太陽の門」(237)

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前線へ兵士を送る軍用トラックが姿を見せた。

「この国ではもう、十分に戦ったかも知れないな」

リックはやおら腰を上げると、ブランカに背を向けたまま、ぽそりと呟(つぶや)いた。

「ブランカ。ヘレスもいいが、本場のバーボンを試してみないか?」

「え……?」

振り返ると、寄り添うように立ち上がったブランカの澄んだ瞳がすぐそばにあった。

ポプラの作る木陰に吹く野風が、肩を越えて伸びたブランカの縮れ髪とじゃれ合って...

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