春秋

2020/10/13付
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日本経済新聞 朝刊
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「科学とは国の費用によって、科学者の好奇心を満たすことである」。1948年にノーベル物理学賞を取った英国のブラッケットは、あるとき科学をこう定義したという。同じ賞を17年後に受けた朝永振一郎が、随筆「科学と科学者」(65年「世界」)に記している。

▼さすがに「冗談半分でしょう」という注釈がつくが、幾ばくかの本音をこめた紹介だったろう。このとき、朝永博士は日本学術会議の会長だった。規模が大きくなり国…

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