外食の倒産とは コロナ関連、業種別で最多
きょうのことば

小売り・外食
2020/9/29付
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▼外食の倒産 外食業界では新型コロナウイルスの影響による倒産が相次いでいる。損益分岐点比率が9割程度の企業が多く、売り上げの減少が業績悪化につながりやすい。帝国データバンクによると、外食の2020年1~8月の倒産件数538件。コロナ関連の倒産では80件で外食が最も多い。

感染への懸念から外食を控える動きは根強く、在宅勤務の定着でランチや宴会需要は減少している。客足がコロナ前水準に回復するには時間がかかるとみられる。各社は借り入れで資金を確保するほか、コスト削減へ向け不採算店舗の閉店を進めている。コロワイドワタミ吉野家ホールディングス(HD)など主要100社ですでに1千店超の閉店が決まっている。すかいらーくHDは新規出店を凍結し、深夜営業をやめた。

新型コロナの収束が見通せず、今後も外食離れへの懸念は残る。宅配や持ち帰りへの対応で手元資金を確保する動きは広がっているが、酒類の売り上げが大きい居酒屋などは減収分を補うのは難しい。政府は10月1日、外食需要の喚起策としてポイント還元などをする「Go To イート」を始める。

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