世界滅亡マシン ダニエル・エルズバーグ著
米核兵器 運用リスクにメス
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米露の核弾頭数は、1960年代の最大値からは8割削減されている。しかし、残された兵器備蓄だけでも世界を「核の冬」にするには十分な破壊力を持つ。テロリズムやハッキングの脅威があるサイバー戦の時代、核兵器の運用と管理をめぐるリスクを問う本書の議論は貴重だ。
著者は個別の大統領の属人性を超越した、政権をまたいで存在する米国の核戦略の不変性を明らかにする。大統領の専権と思われている核兵器使用の決定は、実...
米核兵器 運用リスクにメス
米露の核弾頭数は、1960年代の最大値からは8割削減されている。しかし、残された兵器備蓄だけでも世界を「核の冬」にするには十分な破壊力を持つ。テロリズムやハッキングの脅威があるサイバー戦の時代、核兵器の運用と管理をめぐるリスクを問う本書の議論は貴重だ。
著者は個別の大統領の属人性を超越した、政権をまたいで存在する米国の核戦略の不変性を明らかにする。大統領の専権と思われている核兵器使用の決定は、実...
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