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舎弟たちの世界史 イ・ギホ著

時代の悲劇を軽妙に語る

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韓国の大統領が朴正熙(パクチョンヒ)だった時、千祥炳(チョンサンビョン)という詩人は「職業は貧乏」と豪語し、友人を定期的に訪ねて小遣いをせびっていた。要求額が小さいので、心優しい友人たちは笑いながら不当な徴収に応じていたのだが、1967年のある日、そんな金ヅルの一人が北朝鮮のスパイだという嫌疑でKCIA(韓国中央情報部)に摘発されてしまった。もちろん冤罪(えんざい)だったけれど、千祥炳もとばっちり...

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